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天野ぶどう園はこんなところです

勝沼の恵みとともに歩むぶどうづくり

山梨県甲州市勝沼町は、日本有数のぶどう産地として知られています。

なかでも勝沼は、笹子峠から吹き下ろす冷たい「笹子おろし」や、水はけのよい地質の恩恵を受け、古くからぶどう栽培に最適な土地とされてきました。

その中でも特に名高いのが、甲府盆地の東に位置する鳥居平(とりいびら)。斜面に鳥居の形が浮かぶその一帯は、勝沼でも屈指のぶどう栽培地です。天野ぶどう園は、この鳥居平周辺の畑で、代々ぶどうづくりに取り組んでいます。

上部の写真は、長年ともにぶどうづくりに励んできた両親です。
父方だけでなく、母方も代々勝沼でぶどう栽培を営んできた農家で
現在、母方では従兄弟が後を継ぎ、また叔父も家族でワイナリーを営んでいます


ぶどうは、私たちの家族だけでなく、この勝沼という土地の暮らしや文化を支えてきた存在です。まさに、生活の一部、いや生活の主軸とも言える存在なのです。

写真左:父方の祖父 写真右:母方の祖父

叔父のNIKKAWA ワイナリー

私自身は60歳までは出版業との兼業で、父母の年齢が嵩むにつれて割合を増やしながら、仕事を手伝う形でぶどうづくりに関わってきました。現在はぶどうづくりが生活の中心となり、農園の情報発信や写真撮影も自ら行っています。一見すると遠回りをしたようにも思えますが、今振り返れば、それまでの経験はすべて今の仕事につながっていました。文章や写真を通して畑の様子やぶどうへの想いを伝えることも、私にとって大切なぶどうづくりの一つになっています。

現在は約70アールの畑で、シャインマスカットを中心に、その時々の環境に合わせながら、ぶどうづくりに取り組んでいます。

地球温暖化による品質保持の難しさや、山から下りてくる鳥獣との攻防など、ぶどうづくりを取り巻く環境は年々厳しさを増しています。

それでも、

「大切な方に贈りたくなるぶどうを。」

その想いを胸に、今日も一房一房と向き合っています。

ひと粒から広がる、豊かな時間をお届けしたい。

それが天野ぶどう園の願いです。

勝沼は、ぶどうの栽培とともに発展してきた町であり、今では全国から多くの人が訪れる一大観光地でもあります。秋のシーズンには、町内の道路が渋滞するほど多くの観光客で賑わいます。

しかし、天野ぶどう園は大通りに面していないため、偶然立ち寄っていただける立地ではありません。

そこで約25年前から、全国のお客様へ旬のぶどうをお届けするため、インターネット販売に取り組んできました。

一方で、私たちが大切にしているのは、お客様と直接お会いし、「美味しかったよ」「また来たよ」という声をいただける時間です。

その場所を求めて、現在は東京都港区青山で毎週末開催されているFarmers Marketに、8月下旬から10月上旬まで出店しています。

畑で育てたぶどうを囲みながら、お客様との会話が生まれ、新しいご縁がつながっていくことは、私たちにとって何よりの喜びです。

勝沼まで足を運ぶことが難しい方にも、オンラインショップやFarmers Marketを通して、天野ぶどう園のぶどうをお届けしています。

一房のぶどうをきっかけに、皆さまとのご縁が広がっていくことを願っています。

天野ぶどう園

山梨県甲州市勝沼町

“一房、一房に想いを込めて。”