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天野ぶどう園 2026年 新年のご挨拶


皆様、本年も天野ぶどう園をよろしくお願いいたします。

2026年も気づけば10日が過ぎましたが、当園は1月4日から作業を始め、現在はデラウェアの畑から剪定を進めています。
例年通り2月いっぱいで終えたいところですが、思い通りに進むかどうかは、畑と相談しながらといったところです。

昨年は家庭の事情もあり、ゴールデンウィーク明けまで農作業に十分な時間を割くことができず、近隣の畑よりも少し遅れて繁忙期に入る年となりました。
それでも、毎年畑を手伝いに来てくださる皆さんの力に助けられ、摘粒の時期には初めて人材派遣の方にも応援をお願いしながら、何とか収穫までたどり着くことができました。
昨年も、天野ぶどう園は多くの方に支えられて一年を乗り切ることができたことに感謝しています。

気候も相変わらず難しく、春先から気温が高く、梅雨時は雨が少ない年でした。
その影響か、昨年は巨峰の粒が例年よりやや小さく、1房の重量が軽かったため、箱詰めの際に詰める房数が例年よりも多くなり、ご注文いただいた分の房数が確保できるか、「予定していた分をすべてお届けできるだろうか」と内心ヒヤヒヤする場面もありました。
ただ、幸いにもその後の品種は大きな影響を受けることなく、無事に収穫を終えることができています。

春先の新芽の時期から鹿の食害が目立っていましたが、収穫期にはデラウェアの畑で、例年の収穫量のおよそ3分の1を食べられてしまうという、大きな被害を受けました。
自動車も入らない山際のデラウェア畑の周辺では、耕作をやめてしまう畑も年々増えています。そうした現実を前に、「うちもそろそろかな」と気持ちが沈むことも正直ありました。
それでも、この畑からの景色を父が好きだったこともあり、「何とかならないか」という思いを今も持ち続けています。

「今年は食わせんぞ!!」
そんな気持ちで、春に向けて獣害対策にも本腰を入れて取り組んでいくつもりです。

年齢を重ねる中で、不安に感じることが増えてきているのも、正直なところです。
それでも、8月から始まる収穫期には、今年も皆様に変わらずぶどうをお届けできるよう、畑に立ち続けます。

2026年も、天野ぶどう園のぶどうが皆様の食卓に並ぶことを励みに、一年頑張ってまいります。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。