ぶどうの房づくりは新梢誘引から!収穫期に向けて着々と準備
昨晩から降り始めた雨が、今朝までに6mmほど降りました。天気は回復に向かうようです。
畑では現在、新梢誘引作業真っ只中。この作業は、新梢をテープナーを使って誘引し、ぶどう棚に固定していくものです。
誘引を怠ると、開花時期に強風で花が飛ばされ、実が付かない恐れがあります。実際に10年ほど前に、作業が遅れたため誘引が完了していない状態で強風が発生し、風当たりの強い畑で花が飛ばされてしまった経験があります。
もう一つの目的は、今後の作業を効率化することです。誘引していないと、房づくり、摘粒、笠懸、袋掛けなどの作業を行う際に、毎回房を棚から引っ張る必要があり、大変手間がかかります。昨年も一部の畑で誘引が間に合わず、その後の作業で苦労しました。
今年は今のところ順調ですが、油断せず作業を進めていきます。今年のぶどうは順調な成長を見せており期待が膨らみますが、この先は急激な気象の変動が起きる時期。地球規模で発生している異常気象、この不安は毎年膨らむばかりです。
テープナーです
先端から繰り出されるテープをホチキスの機能でとめていきます
こんな感じです
こちらは2020年に撮影した誘引の様子です