デラウェアの摘房、無事終了。今年もワインへの一歩が始まる
デラウェアは、1本の新梢に4つほどの房がつきます。
このままにしておけば収穫量は増えますが、房が小さくなりやすく、ぶどうの木が多くの房を育てようと体力を使いすぎてしまうことで、翌年の生育に影響を及ぼす可能性もあります。
そのため、房数を調整する「摘房」という作業を行います。
新梢の長さを見ながら、ひと枝あたり1房または2房に整えていきます。
また、主軸から分かれて出てくる「ぶどうの肩」と呼ばれる小さな房も落とします。
これは、木に余計なエネルギーを使わせないため、さらに、後に笠をかける際の妨げにもなるためです。
今年は家族だけでは手が回らず、4人の助っ人に手伝ってもらいながらの作業となりました。
なお、デラウェアの新梢誘引も本日で完了予定です。
残すは、6月半ばに予定している約10,000房の笠懸作業です。

房を落とす前の新梢

房を落とした後

肩を落とす前

肩を落とした後